レーシックの手術当日

| コメント(0) | トラックバック(0)
手術を受けると、汗や液体が目に入るのは、非常に好ましく無い事になるので、
午前中に、野菜の消毒作業を行う事にした。
 11時に上がってシャワーを浴びて、12時に家を出る。ちょうど準急新木場行きに乗る事ができたので、1時に有楽町に着いてしまった。
 例によって一服する為にパチンコ屋に入り、相応の場代を払おうとしたら、確率変動を引いてしまいちょこっと焦った。
 2連+時短中引き戻しカス でギリギリ2時にパチンコ屋を出た。
 
 今日は14階へ向かう。昨日作ってもらったばかりの診察券を渡すと、首から掛ける番号札を渡された。昨日は、このタイミングで、荷物をロッカーに預けたのだが
このフロアには、ロッカーは設置されていなかったので、鞄を持ったまま、広めの待合室で待つ。この辺の間取りは上のフロアと殆ど同じだった。

 少し待つと、検査スタッフの方に名前を呼ばれ、昨日と同じような検査をもう一度行う。適応検査から手術までに、日数が開く人も多い為、適応審査時の状態と、手術当日の検査の結果を照合するらしい。
 ちなみに、適応検査の有効期限は3ヶ月なので、その期間内なら自分の都合に合わせて、手術の日程を決める事ができる。但し、手術の翌日、必ず検診に来なければならないので、会社員の人なんかは、2日間用意できるタイミングでないと、手術を受ける事ができない。

当日検査が終了すると、小さめの待合室で待機し、パーティションで区切られたエリアに少人数のグループを集められて、
 手術後に処方される目薬と服用薬、サングラスのようなプロテクター、寝る時用のプロテクター等の説明が終わると、グループ揃って一つ下のフロア13階に降りる

  (当日検査終了後、14階で代金を支払ったのですが、手順的にどのタイミングか忘れた。
   私は現金を直接持参していったのですが、カードや銀行振込み等でも良い。
   銀行振込みは手術の3日前までと言う事でした。)

13階は手術専門フロアのようで、靴を脱ぎスリッパに履き替え、荷物とメガネをロッカーに移して、耳と髪が隠れる帽子を着用するように指示される。
 グループ全員準備ができると、待合室に案内される。この手術直前の待合室は、少し暗めの照明にBGM(JPOPのオルゴールバージョン)がながれていた。
 みんなメガネをロッカーに仕舞ってしまったので、皆一様に下を向いていて異様な光景だった。

先客の様子をうかがっていると、呼ばれた順に、目薬を3種類点眼されて手術室へ案内されて行く。私も同様に呼ばれて点眼3発いざ、手術室へ・・・

 と思ったら手術室の扉の前にも一人掛けのイスが2台置かれていて、一人待機中でした。ローテーション間隔は15?20分でした。
 やっとこ手術室の中へ案内されると、薄暗い室内に水平なベットがあり
奥側に枕のような頭を固定する物が置かれている。その上に覆い被さる機械の隙間に頭を滑り込ませるように仰向けに寝ると 機械を更に調整して目の上に来るようにセットしたようだ。

 ここから先は室内がかなり暗くなり、視野も狭い状態での事なので記憶が正しいか、あまり自信はないが、一応書いておく。
 先ず右目にテープのような物を目を開けた状態で張られる、そのテープは真ん中(眼球のあたり)だけくり抜かれているようだ。
 その後、目の周りをタコ壺のような器具を押しあてられて、掃除機のような音が聞こえて来ると、タコ壺が目に吸いつくようでした。多分これで瞼を閉じる事が出来ない状態になるようです。
 その後、臨床工学技士の人がなにやら秒読みをしている、どうやらフラップを作成する為のレーザーの残り時間を読み上げているようです。(20秒位?!)
 フラップが終了するとそのまま医師の先生がフラップを持ちあげ今度はエキシマレーザーを照射しているようでした。こちらも秒読みしているがフラップの時よりも時間は短い。(5秒位)

 この工程の間、頭上の機械の「緑の光」を見ていて下さい。と言われていたのですが、途中視界を遮る、先生の手等で「緑の光」を見失ってしまうと、どうしても目をキョロキョロ動かしてしまっているようでした。
 先生から「緑の光を見て下さい・・・」と言われている最中に見えないと、焦って必至になってしまうのは仕方ない気がする。
「見えない時は、緑の光が見えていたあたりをボンヤリみて下さい。」
と言われた頃には、右目の照射が完了していました。

   視力調整のエキシマレーザーとやらは、目に見えない非可視光線なのですが、
   レーザーが当たった瞬間から急に、視界が開けると言うか、今まで見てた、
   緑の光が、突然「ピントが合う」ような感覚でした。
    例えるなら、ランプを曇りガラス越しに見ている時に、ハンマーでガラスを割って
   ランプの形がハッキリ見えるようになる感覚。

 照射が終わると フラップを戻すのが先か、目薬を投入されるのが先か覚えていないが、一瞬で仕上げが終わる。

 その後同様の手順で左目も処置してもらいなんとか手術完了。
多分10?15分の間に全て終わっていた・・・ハズ。

 手術が終わると、休憩室のような所へ案内される。すでに目が見えるので、普通に歩いて移動。
 ここも薄暗い空間で、漫画喫茶にあるようなリクライニングソファーが30台位並んでいました。
 看護師さんに、
 「寝ないように、目を閉じていて下さい」と言われる。
 フラップが安定する為には、目に潤いがある状態が好ましいようなのですが、
 寝てしまうと、涙の量が減るらしい・・・
 
休憩室で20?30分位休み、その後待合室へ、最後に、先生の診察を待つ。
診察は5分も掛からない。目の状態(フラップ)を先生に見てもらって、目薬をさしてもらって診察終了。

 13階に降りて来た時に入れた、ロッカーまで案内されて、さようなら。
 目の痛みは全くないのですが涙が沢山でていたので、
 案内してくれた看護師さんに、
 「涙を拭っても良いですか?」と聞くも、
  「ダメです。まぶた周辺は触らないで」と言われたので、涙目のまま帰宅準備
 事前に渡された、サングラスのようなプロテクターを装着して、エレベーターを降りる。

 有楽町の地上に降りた時は、18時前位だったかな。
 電車では、偉そうに、「優先席」を利用させてもらった。
 ・・・・今日位は良いだろう。
 
帰宅中も涙は止まらず、かといって拭う訳にもいかないので、タラタラ涙をこぼしながら帰ってきた。

家に着くなり、目薬セットを開封して、順番に点眼して行く。
目薬4種類と、服用薬2種類を消化した頃には、涙も随分おさまった。

 もしかしたら、最後に先生に点眼してもらった目薬は、涙の量を増やす薬だったのかな・・・?!(推測)

手術後、当日の注意点は、
 1時間に一回程度の間隔で、目薬セットを点眼する。
 あまり早寝しない(寝てしまうと、涙が減るし点眼も出来なくなる)
 入浴禁止(肩から下のシャワーは可・洗髪はダメ)
 禁煙(当日のみ)・禁酒(1週刊)
 
その他、結構、制約が沢山ある。
 目の為なので、我慢して従う事にする。


 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://kishi831.com/mt/mt-tb.cgi/914

コメントする

このブログ記事について

このページは、kishi831が2009年9月 8日 23:57に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「レーシックの術前検査に行ってきた。」です。

次のブログ記事は「レーシックの手術翌日」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。